断熱セラミック「ガイナ」の元になった技術とは、ロケット打ち上げ時に超高温となる先端部(図・オレンジの部分、通称「フェアリング」)を守る為に開発された断熱材塗布技術です。
ロケットを打ち上げる費用は、1kgの物を打ち上げるのに300万~400万円と言われています。その為、重い材料は使えません。更に、いくら軽くても、大きければそれ自体が抵抗になるため、意味がありません。
その条件の中で、ロケット打ち上げ時の高温に絶えられる材料が求められていました。
そこで開発されたのが「塗る断熱材」という発想。
長年の研究の結果、従来の常識を覆し、断熱性の高い特殊セラミックを塗料化することに成功しました。そしてその技術を民生品・住宅建材にと還元したものが、断熱セラミック「ガイナ」です。
「セラミック」はなぜ熱に強いか?
そもそも、なぜセラミックは熱に強いのでしょう。
セラミックとは、わかりやすく言うと陶磁器のことです。
陶磁器は、その加工の段階で既に高温で焼き固めた焼結体となっています。ですので、耐熱性がとても高く、更に金属よりも軽いという特性もあり、ロケット断熱材として適していたのです。
しかし、ロケットの先端部に合わせて陶磁器として加工するのはとても難しく、しかも強度はあるものの柔軟性に欠ける為、常に破損の危険性がともないました。
そこで、このセラミックを工夫し「塗る」ことができるようにしたのが、この断熱セラミックガイナの元となった技術なのです。
ガイナの持つ様々な性能
断熱セラミックガイナは、本来の断熱遮熱性能が高いだけでなく、他にも様々な性能があります。
他の外壁塗料・屋根塗料では決して達成できない、ガイナだけが可能な機能がたくさんあります。
こちらでは、そのガイナのひとつひとつの性能について、詳しくご説明いたします。
「『ガイナは汚れやすい』というのは本当?」について
こちらは、ガイナビにて、今から3年前にガイナを全面的に施工させて頂いた、世田谷区I様邸です。
ガイナ施工を検討される方が心配されることで半分以上を占めているのが「ガイナは汚れやすいのでは…?」というものです。
ご覧になって頂いてわかるように、施工後3年間、特別な清掃などを行っていないにもかかわらず、これだけ綺麗な状態を維持できております。
雨どい周りなどの汚れやすい箇所も、施工後3年経過しているとは思えない程綺麗な状態を保っています。
汚れを寄せ付けるのは、なにも雨水だけではありません。その多くは、壁面・塗膜面が帯びる静電気によって、空気中の埃等を吸い寄せられることによるものです。
そしてガイナには、ガイナ独自の静電気を帯びない「帯電防止性能」という特性があります。これにより、埃を自ら寄せ付けるようなこともなく、綺麗な美観を維持することが出来るのです。
外壁や屋根だけではない!お部屋の内装にもガイナ
ガイナの持つ、断熱性・防音防振性・帯電防止性は、家屋の外壁や外壁だけではなく、お部屋の内装に施工しても効果絶大です。
ガイナは、組成分の中に厚生労働省指定の有害物質は含んでおりません。内装用ガイナはF☆☆☆☆(フォースター)を取得済みですので、内装塗料としても安心してお使い頂けますので、お子様がいるご家庭でも
安心して施工できます。
リビングや寝室、子供部屋、倉庫や屋根裏部屋など、どこに施工することも可能で、そして施工することによる住環境の改善がどこででも認められます。その他、ペットがいるご家庭では、ガイナの持つ防臭効果によってペット特有の気になる臭いも軽減されますので特にお勧めです。
外壁+屋根+内装へガイナを施工することで、他の外壁塗料等では味わえないエコで快適な住環境が実現されます。
施工作業においても、塗装工事のプロとして、養生・マスキングなどをしっかりして施工いたします。既存の設備を汚すようなことはありませんのでご安心ください。
性能重視でありながら、豊富なカラーバリエーション
ガイナカラーバリエーション
つや消し調の特徴的な仕上がりとなります。これは、ガイナの本来の性能を発揮させる為のものであり、性能重視の「断熱材」であるからです。
それでありながら、カタログで50色以上、調色次第でそれ以上の色を表現することが出来ます。
詳しくはこちらをご確認ください。